わたしは、小さい頃から母や祖母の機織りする姿を見て育ちました。一時期は家で母が織っていたので大島紬は身近だったし、通学途中にあちこちでカラカラ~トントンと音がするのも日常でした。
卒業して東京で働いていたのですが、30歳で奄美に帰ってきた時には、どこを通っても聞こえてくると思っていたあの音はどこかへ行かないと聞けない音に変わってました。
そんな時、今のお店(大島紬小売り店)とのご縁があり働くことになりました。子供のころのイメージとは違いすごくオシャレになっていることにとても感動したのを思い出します。
そして織工さんや職人さんが減少している現実を知り、この素晴らしさを残してほしい。たくさんの方に知ってほしいと思うようになりました。私は職人さんと接する機会はあまりないのですが、こうしてプロジェクトに携わることができたことで職人さんの思いも直接聞くことができ、これから先の大島紬もすごく楽しみになりました。
どうかみなさまのご協力で大島紬の未来をより大きいものにして頂きたいです。よろしくお願いします。
担当:小物制作
年令 : 39歳
出身地 : 奄美大島
クラウドファンディングページ
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