みなさまこんにちは。
製織担当の森です。
今回は織るための準備、立て付けの説明をします。
・板巻きした経絣糸と、巻いた地経糸を機にセットして、それぞれのアゼに棒を通します。
・あやひらい
右側の耳糸の分を数えます。今回は19元(38本)です。
今回は7マルキ一元なので、絣糸が一元(2本)、地糸が一元となるように配列していきます。
最後に、左側の耳糸の分を数えます。
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・フヤぬき(綜絖通し)
前後2枚のフヤに、交互に1本ずつ通します。
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・筬通し
筬の右端から、一羽に一元ずつ通していきます。
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・機掛け
フヤと筬を機にかけます。絣糸だけを棒で高く上げて、糸口を引き揃えて引っ張り、絣糸と地糸を分けます。
絣糸をよけて置きます。地糸を12等分して、鉄棒に結びます。
地糸の間に絣糸を、後で解けるように結びます。
・黒糸と本場を織り、残りの口織り等のスペースを空けて黒糸を1㌢織ります。先程結んだ絣糸をほどき、絣糸の柄の始まりを揃えていきます。
・1㌢織った黒糸を外し、口織りと証紙を貼るスペースを織り、柄を織り始めます。
柄が出るまでもう少し!