元織り工のYさん(神奈川県在住)からのコメントをいただきました。
現在も自宅にはたおり機を置いて趣味?の範囲で続けてはいるもののほとんど座れてないそうです。
私も、もっと頑張りたい!!!
「織りだけでは生活できない」
それは何度も言われていたことでしたが、自分もそれを承知で島に飛び込みました。
人間の手でしか作り出せないものを、自分の手で作れたらそんな素敵な事はないという想いでいっぱいで、なんとか技術を身につけたいと無我夢中の最初の2年間。
昼間は機織り、夕方から日付が変わるまでバイトを繰り返す毎日でした。バイトをしていても貯金を切り崩しての生活に、純粋に織りを楽しめなくなってきたこともあり、3年目で生活の基盤を整えることにしたのですが、その途端に機織りがほとんどできなくなってしまいました。
今感じるのはただただ、織っていたかったという思いです。
大島紬の柄も、技術も素晴らしくて大好き。
生活を気にせず織りができれば、、、
現在も親方に甘えて島から出てからも織りをさせて頂いていますが、仕事を中心としてしまっているのでほとんど織れていない状態です。
帰ると決めた時も、どうしようもできない今も、何よりすっっごく悔しい!
きっと同じような思いをしている若手は多くいると思います。
長くなりましたが、これからやってみようと思っている方や今現在携わっている方の為に、どうか支援のご協力や、シェア拡大のご協力を頂けたら幸いです。
宜しくお願い致します。
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