みなさまおがみしょうら!
前回まで【原料となる絹糸について】・【糸繰り・整経】をご紹介させていただきましたが、今回はその糸に糊をつけていく【糊張り】をお紹介します。(前回までの記事はタイトルクリックでご覧いただけます。)
緊張の糊張り初日を迎えました。
まずは海藻糊の「イギス」を熱を加えながら溶かしていきます。
その中に整経した絹糸を入れ糊をつけていきます。
これが熱いほど糸に浸透するので熱さを我慢し糊付けをしていきます。
(鎖取りと言われる糸の外し方がうまくいかず、いきなりのピンチ!もありましたが何とか糊付け終了)
屋外の糊張り場へ移動し、早速糸を伸ばしていきます。 今日やる分の糸の量です。ベテランは一度にたくさん張れますが、慎重に慎重に。 指の間に糸を通し何度も行ったり来たりを繰り返します。
何とか作業を終え一安心。
糊張り②へ続きます。